高校受験について | 自ら学ぶ個別指導塾NOBINOBI

【再確認】通知表と5段階評定 | 新潟市の中学校の資料から

新潟市の中学校の成績評価をイメージしたチェックシートの写真

 

このミニコラムの別ページで
説明させて頂いた
新潟県公立高校の入試制度

 

中でも
内申点については、
イメージ図と物語を使って
ご紹介しました。

 

おさらい

内申点 : 調査書(=内申書)の教科成績は
中学1年、2年、3年の
国、数、英、社、理、音楽、保健体育、美術、技術家庭の
9教科の5段階評価(正しくは評定)を3年分すべてたしたもので、
オール5だった場合 :
学年3 × 教科9 × 評価5 = 135点満点
学年(単年度)の内申点は
学年1 × 教科9 × 評価5 = 45 点満点
となります。

 

こちらのコーナーからご覧になった方は
下のミニコラムもあわせてどうぞ。
新潟県公立高校一般入試の合否、わかりやすく解説

 

今回はその中から
合否を決めるための材料の一つ
@内申点 : 調査書(=内申書)の教科成績
の素となる
通知表とその5段階評価(評定)
について、
スクール近隣中学校の公開資料をもとに
できるだけわかりやすく
ご紹介していきたいと思います。

 

1年の分け方2種類と通知表 | 新潟市のある中学校の資料から

 

この中学校では、1年を
前期と後期の2期にわけて、
前期に中間テストと期末テストを1回ずつ、
後期に中間テストと期末テストを1回ずつ
合計4回の定期テストを行います。
前期の終わり(10月)に1度通知表が出されます。

 

さらに1年を
3つの教育期(昔の1学期、2学期、3学期)にわけて
3つの教育期の終わり(長期休暇に入る前)ごとに
各教科の1〜5の評価(評定)を書き込んだ通知表が出されます。

 

前期と後期、3つの教育期(昔の1学期、2学期、3学期)が両方使われてる
ってこと?

 

そうなんです。

 

そこで、
1年の分け方2種類と通知表の関係を
それぞれ分けて説明してみたいと思います。

 

3つの教育期と6教科の評価(評定)

 

国語、社会、数学、理科、英語、保健体育
6教科
は、

 

第T期(夏休み前)に
前期中間テストの結果が含まれた通知表

 

第U期(冬休み前)に
前期期末テストと
後期中間テストの結果が含まれた通知表

 

第V期(春休み前)に
後期期末テストの結果が含まれた通知表

 

1年で3回
評価(評定)が書かれた通知表
渡されます。

 

前期後期と4種の評価(評定)

 

美術、音楽、技術家庭
「総合的な学習の評価」

 

3教科と1評価は、

 

前期の終わり(10月)の通知表

 

後期の終わり(3月)の通知表

 

1年で2回
評価(評定)が書かれた通知表
渡されます。

 

学年最後の通知表は
6教科+3教科と「総合的な学習の評価」の
学年の評価が書き込まれますので、

 

通知表は1年間で4回渡される
ことになります。

 

それぞれの通知表の評定=1〜5がわかるタイミング

 

上の文章だけだと
イメージしにくいかもしれません。

 

この中学校の年間スケジュールから
学期の分け方と定期テスト、通知表だけを
抜き出して図にしてみたのがこちらです。

 

新潟市のある中学校の学期と定期テスト、通知表の関係図

※転載をお控え頂き、ありがとうございます。

 

赤枠で囲った「通知表」の1〜5の評価(評定)をもとに
その学年の9教科の評価(評定)がだされるわけです。

 

教科ごとの学年評価(評定)の計算方法と注意点

 

教科ごとの学年評価(評定)の計算方法を調べてみると、
「国語だったらT期の評価+U期の評価+V期の評価 合計を3で割って小数を四捨五入ですよね?」
「3で割って切捨てですよ。」
「評価(評定)が2→3→4なら4です。」
など、様々な意見がネットをにぎわしています。

 

実は、全部違っています。

 

「正解は?」

 

出し方の基本的なルール以外は「中学校ごとに計算方法が違う」

 

が正しい考え方なんです。

 

文部科学省の発出文書等をベースに作成された
東京都教育庁指導部義務教育特別支援教育指導課の
公開資料でも

 

年間の5段階評価(評定)の出し方は、各中学校で違う。

 

教科ごとの5段階評価(評定)は、テスト結果だけでは決まらない。

 

とはっきり書かれていますので、釈迦に説法になってしまいますが、

 

ネットの個々の情報にふりまわされず、正しい情報を入手する

 

ことが大切です。

 

お母さま、お父さまが学んだ学校と
いまのお子さんたちの学校では
学期や評価(評定)の
考え方、成績のつけ方も
大きく変わっています。

 

「知彼知己、百戰不殆。」
(「孫子 謀攻篇」より)

 

制度や方法をしっかり理解
することは
評価(評定)をアップさせる
助けにもなります。

 

自分自身の成績ことです、
「わかりにくいからいいや…」
と投げ出さず、生徒さん自身が
自分で評価方法を理解しておくことも
希望校合格を勝ち取る上で
役立つ工夫の一つではないでしょうか。

 

とはいえ、複雑で
なかなかわかりにくいのも事実。

 

これからも、
学校制度や成績の
わかりにくいをわかりやすく
工夫してお伝えしていきます。

 

テスト結果だけでは決まらない!各教科の5段階評定の出し方

 

については、
別のコラムでご紹介していきます。

 

今回参考にさせて頂いた
近隣中学校と
東京都教育庁指導部義務教育特別支援教育指導課の
公開資料は
下記のタイトルから見れるようになっています。

 

タイトルは難しそうですが、
かなり工夫して作られている資料ですので
参考にされてみてはいかがでしょうか。

 

「平成27年度 大形中学校における学習の評価・評定について」
「適正で信頼される評価の推進に向けて U実践編 平成24年3月 東京都教育庁指導部義務教育特別支援教育指導課」
※こちらからダウンロードもできます。
 データ形式:PDF
 PDFデータを開くことができる環境が必要です。

 

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。(^^)

 


関連ページ

子育て予算は高齢者予算の10分の1以下! | 日本の現実
国の子育て予算を高齢者予算と比較することで日本の教育問題の現状を指摘、小中学生向け個別指導塾スクールNOBINOBIの考えをまとめたコラム。先進諸国との比較も掲載しています。
塾選びで気をつけたいこと
お子さんの塾選びで保護者の皆様に気をつけて頂きたい点について、小中学生向け個別指導塾スクールNOBINOBIが考える注意点をまとめたコラム。良い塾の見分ける際のポイントも掲載しています。
心理学って何?改めて考える研究結果の信頼性 | 心理学
心理学の研究結果の信頼性について、小中学生向け個別指導塾スクールNOBINOBIが保護者向けに行った講演を元にまとめたコラム。共有させて頂いた元記事も掲載しています。
新潟県公立高の入試制度と内申点
中学の内申点は高校入試でどの程度影響するのか?新潟県公立高校の一般入試の仕組みを、小中学生向け個別指導塾スクールNOBINOBIが用意した図表と架空の受験物語で再確認したコラム。新潟県の資料も添付掲載しています。
中学校の評価と評定の関係 | 県内中学校の平成29年度生徒用資料から
こちらでは、自ら「学ぶ」を支える新潟市の小中学生向け個別指導「学び塾」スクールNOBINOBIの教育全般に関するコラムのうち、中学校の評価と評定の関係について、ご家庭、保護者の皆様、そして未来を担うお子様たちにわかりやすい情報の発信を心がけます。
中学5段階評定の出し方
こちらでは、自ら「学ぶ」を支える新潟市の小中学生向け個別指導「学び塾」スクールNOBINOBIの教育全般に関するコラムのうち、中学校の5段階評定について、ご家庭、保護者の皆様、そして未来を担うお子様たちのお役にたてる情報の発信を心がけます。
中学のある教科の年間成績出し方
こちらでは、自ら「学ぶ」を支える新潟市の小中学生向け個別指導「学び塾」スクールNOBINOBIの教育全般に関するコラムのうち、中学校のある教科の年間成績の出し方について、ご家庭、保護者の皆様、そして未来を担うお子様たちにわかりやすい情報の発信を心がけます。
中学の教科の学期成績出し方
こちらでは、自ら「学ぶ」を支える新潟市の小中学生向け個別指導「学び塾」スクールNOBINOBIの教育全般に関するコラムのうち、中学校の教科の学期成績の出し方について、ご家庭、保護者の皆様、そして未来を担うお子様たちにわかりやすい情報の発信を心がけます。
中学各教科学期成績出し方が変わる!
自ら「学ぶ」を支える新潟市の小中学生向け個別指導「学び塾」スクールNOBINOBIの教育に関するコラムのうち、平成29年度T期通知表から変わる中学校各教科の学期成績の出し方について、ご家庭、保護者の皆様、生徒さん達にわかりやすく解説します。
子どもの集中力、想像力、意欲を引き出す優れた知育教材とは?
近年の脳科学の研究結果から判明した、脳の発達に悪影響を与える行為の具体例をご紹介。子どもの脳の発達に良い影響を与え、集中力、想像力、意欲を引き出す優れた知育教材「折り紙」の効果と、効果を高める方法についてまとめています。
子どもの学力を伸ばす方法 | 結果を出した塾生さん達の共通点
スクールNOBINOBIの塾生さんの中で、成績を大きく伸ばした生徒さんたちの共通点と、アメリカの教育行政の新しい取り組みから、従来型の「宿題」から脱却し、子ども達の「自ら学ぶ力」を引き出し、伸ばすための方法の一つをご紹介していきます。