
言ってもやらないこともあるんですが…
コツがあるんです。
好きなこと、趣味、得意なこと…
興味があることって、
もっと知りたいって思いませんか?
(筆者は、知りたい気持ち、強い方なのかもしれませんが…)
筆者が体験した、
残念に思うことを例に、
小中学生の皆さんの
「考える」
きっかけにしてもらえたら、
との想いからお話ししていきます。
ちょっとした工夫で、
自分で考えるきっかけを
つくることができます。
幸いです。
目次【タップでジャンプ】
不用品譲渡サイトでのがっかり体験
筆者は、かなり前から
「不用品を欲しい人に譲るサイト」
の利用者
です。
不用品を出品するときは、
見てくださる方がこまらないよう
ブログレベルの長文で
説明文を書くようにしています。
やりとりの対応も、
できるだけ丁寧にします。
おかげさまで、
自分が乗っていて乗り換えたり、
他の方が乗り換えたりで
まだ十分乗れる中古車も
3台お譲りできました。
それらも含め、
これまで頂いた評価は3段階中
「良い」
のみ。
先日、
出品中の釣り具を購入してくださった方が
いらっしゃいまして、
初めて使うものということで
取扱説明書をお付けして発送、
到着を確認して御礼のメッセージを
お送りしたんです。
一段落してホッとしていたら、
あれ?相手の方からメッセージが!
「何かトラブルかな…それとも、不具合かな?」
不安に思いながらメッセージを確認すると…
「パーツの取り付け方、教えてもらえませんか?」
ガックリ…
そういう問題を未然に防ぐためにも、
無駄なやり取りを減らすためにも、
出品時の説明文に
「取扱説明書付きです」
と書いておいたのです…
箱を空けてすぐわかるように、
取扱説明書を一番上に梱包したのです…
小さいパーツだから、
フィルムケース(なつかしい…)に入れて
セロテープで何重にも巻いて、
なくならないように梱包したのです…
現役世代で、
仕事の合間でしか対応できません、
と、何度も説明したのです…
ここまで丁寧に対応しても、
わかってもらえないんだ…
慌てて損した気分でしたが、
「取扱説明書を読まれて、
おわかりにならないようでしたら
ご連絡ください。」
と、返信させて頂きました。
今の所連絡はきませんが、
評価もしてもらえません…
ご近所で見かけた、びっくり光景
近所のスーパーに
買い物に行こうと歩いていて、
とあるNPO法人さんの
作業場の前をとおりかかったとき
目にした光景。
何かの材料にするんでしょうか、
孟宗竹の太い青竹を2~3節くらいで
ノコギリで切っていらっしゃる。
作業小屋の横に目をやると、
別の方が竹を割ろうと
切った竹を生えてるように縦にして、
ノコギリでギコギコ…
失礼ながら、
思わず二度見してしまいました!
うちの教室のコンテンツでも、
竹細工は何種類も用意していて、
イベントなどでも大好評。
だから、
普段から竹をかまうことは
けっこうあるのです。
竹の繊維は縦に走っているのは、
小学校の理科でも勉強するので、
作業したことのない方でも
わりとご存知ではないでしょうか?
ギコギコ長時間かけて割らなくても、
ナタで割れば、まさに秒殺!
例えば竹の特性を知らなかったとしても、
集団で取り組んでいるわけですから、
ちょっと事前に竹について
調べてみよう、という気になるのでは?
と思うのは、求めすぎなのでしょうか…
ナタが無かったのかもしれませんが、
地方都市で周りは農家さんも多いですから、
知り合いの方に頼んで
借りてくることもできたと思うのです。
もちろん、声をかけて頂ければ
当スクールのナタも喜んでお貸しします。
竹割専用のナタもありますので。
余計な口出しをして
不快な気分にさせてしまっても
申し訳ないので、
何も言わずに立ち去りましたが…
「自分で考えられる」人になるために。ちょっとした工夫
わざわざメッセージを書いたり、
何も考えずに行動して、
無駄な手間や時間をかけたりする前に、
手段は何でもいいので、まず自分で調べてみる。
説明書にあるとおり、
先輩方が言うとおりに
「まね」してみる。
たったこれだけのことで、
時間も労力も
大幅に減らすことができる
と筆者は思うのですが…
なにもイヤなこと、
仕事、勉強でやってみて
と言ってるのではないのです。
趣味や習い事、
日々の習慣での話なのです。
「自分で考えられる」人になるには、興味の持てることから まとめ
今回ご紹介した2つのビックリは、
両方とも大の大人の皆さん…
こんなふうに趣味や日常の世界でも
「思考停止」
しているということは、
仕事や生活、
日々のいろんな場面に
影響がでてるんじゃないか…
と考えてしまうのです。
小中学生の皆さんは、
今から自分で「考える」クセ、
「考える」習慣を
身につけていってほしい
と切に願う、今日この頃。
何も難しいことはありません。
大人ではないのだから、
間違っていたっていいのです。
まず、
自分が興味の持てることやものから、
調べてみましょう。
思い込んでいたこと、ものが、
実は全く違っていた…
ことが、たくさんあるはずです。

なことが見つかれば、
さらに詳しく調べてみたくなったり、
もっと興味がわいてきたりすることもある
と思うのです。
何かを「学ぶ」って、
そんなに難しく考える必要はなくて、
小中学生の皆さんには
興味を持てることを
どんどん探していってもらいたい…
トライ&エラーを、
怖がらずに
どんどん繰り返していってほしい…
そして、保護者の皆様には、
お子さんのチャレンジを
温かい気持ちで見守ってあげて頂きたい…
そんなことを願って、
塾生さん達と日々向き合っている
筆者なのであります。
ありがとうございました。
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