集中力を高めようと思って、お気に入りの音楽を流しているうちに、勉強そっちのけで歌い始めちゃうことってありませんか?
筆者は、けっこうありました。
子どものころから、楽器の演奏は苦手、
でも、歌を歌ったり聴いたりは好き。
これまでいろんな音楽にはまってきました。
そこで今回は、様々なジャンルを聴きかじってきた筆者が考える、音楽の勉強に与える効果についてお話ししていきます。
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聴きかじってきた音楽のジャンルは?
中学から高校前半までは、先輩の影響でThe Beatlesをテープに録音して聴きまくっていて、特に前半のアルバム7枚がお気に入りでした。
高校時代の後半は、これまた友人の影響でヘヴィーメタルにはまって、W.A.S.P.(ワスプ)なんかを良く聞いてました。
股間にノコギリつけたり、血糊飲んだりの過激なパフォーマンスにも惹かれましたね。
なんで男子って「はまっちゃう」んでしょう?
絵本「ラブ・ユー・フォーエヴァー」(ロバート・マンチ作、乃木りか訳、梅田俊作絵、岩崎書店)
の息子の学生時代シーンがドンピシャ、目に浮かぶ…この年になるとなんだか恥ずかしいものです。
大学から教員時代、社会人時代前半は、死への恐怖、不安とストレスから音楽に癒しを求めたんでしょうか…
グレゴリオ聖歌、エニグマ、ディープフォレスト、エンヤ、ザ・コアーズなんかのヒーリング系ミュージックと呼ばれるジャンルにはまっていました。
日本人アーティストはその時々でいろいろ聴いてきましたが、良く聴いていたのはドリカムさんです。
最近は、動画サイトにいろんな音楽をアップしてくれている人がいたり、アーティストのオフィシャル動画があったりするんで、音楽をダウンロードして聴いたりミュージックプレイヤーを買ったりすることもなく、パソコンやタブレットを使って無料で楽しませてもらってます。
勉強中の音楽はあり?なし?
五月蠅いのから静かで荘厳なものまでまあまあ幅広く聴いてきて、子どもたちの学習にぴったりな集中力を高めてくれるBGMってなんだろう?と考えた時、乗ってしまって集中できないという自身の失敗経験から
「ヘヴィーメタルやラップはないな…」
と個人的には思っていますし、感情移入してしまってつい歌いたくなってしまうアーティストの曲(Charlie Puthさんの“See You Again”とか、WANIMAさんとか、高橋優さんとか、中孝介さんとか、とか、とか…)もNGだなと考えているので、
サポート中は、おしゃれな喫茶店で流れていそうな長時間のスロージャズとか、静かなピアノ曲なんかを選んで音量小さめに流すようにしているんです。
教員時代の大先輩が大のモーツァルト好きで
「勉強の時に集中力を高めてくれるんだ!」
とゴリゴリすすめられたんで、頭の隅っこに「勉強中の音楽はありか?なしか?」ずっと引っかかっていて、「研究結果」の紹介記事があるとつい読んでしまうんです。
「あり!」という記事もあれば、「なし!」という記事もあって
「本当はどうなの?」
と訳が分からなくなってきて、それでも、
なんとなく効果はありそう…
と思っていますので、流すようにしてきたんです。
音楽で勉強に集中できる4つの理由。「ながら勉強」に効果はあるのか?
やる気のもと「ドーパミン」を脳内で増やす4つの方法。“やる気が出ない” は科学的に改善可能。
ともに教育ベンチャーstudyhackerのサイトより
最近またこの疑問に答えてくれそうな記事を見つけました。
「勉強中に音楽を聞く」のはアリなのか? - GIGAZINE
この記事の執筆者ウーロンゴン大学の心理学者ティモシー・バイロン氏によると、
「勉強中に音楽を聴くことにはおそらく問題はない」として、以下の4点に注意する必要があると言っています。
①音楽を聴いてリラックスすること
②音楽のテンポが早すぎず、大きすぎないこと
③ボーカル部分が少ないこと(ビートに乗せて言葉を重ねていくヒップホップは特に注意力が下がりやすい)
④自身の性格が内向的ではないこと
①~③については、あくまで自身の経験上確かにそうだろうと感じてますが、④については、正直よくわかりません。
勉強中の音楽はあり?なし? まとめ
「勉強中に音楽を聴くことにはたぶん問題はない」とのことですので、インストゥルメンタルでノリノリにならない楽曲を小さめに流す分には、効果はさておき「問題はない」ようです。
ですから、今後もリラックスできそうな曲を小さめに流しながら塾生さん達のサポートを続けていきたいと考えているんです。
これからも、BGMに限らず生徒さん達のためになりそうなことは、何でも貪欲に取り入れていきたいと考えています。
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音楽が持つ、イライラ抑制効果については、こちらの記事で取り上げています。