しばおくん
しばおくん
ぼくの人生は、
ぼくのものさ。
 
のびさん
しばおくん、
本当にそう言い切れますか?
しばおくんの横顔のイラスト
しばおくん
どういうこと?

タイトルを読まれて、

いったい何が言いたいのかわからない…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「私の人生は誰のものでもない、私のもの。」

と断言できる方の中にも、

よくよく聞いてみると、

実は多くの時間を自分のために使えていない方

がいらっしゃるのです。

今回は、そんな皆さんのために、

誰のためのものでもない自分の人生を、

自分の手に取り戻してもらうための考え方

についてお話ししていきたいと思います。

 
のびさん
最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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年を重ねるごとに変わる、人間関係

自分の人生をイメージした画像

東京の私立の中高一貫の男子校で学生時代を過ごした筆者。

中学時代の友達で、

50を過ぎた今も年賀状のやりとりをしているのは、

とうとう、ひとりだけになってしまいました。

みんな元気で頑張ってるかな…

仕事の合間、ごくたまに思い出したりします。

筆者より若く、

ずっと地元で暮らしているお母様、お父様世代の皆さんでも、

中学校の友達と会う機会って、

本当に仲の良い友人以外は、

年をかさねるごとに自然と減っていったり、

友人たちが県外に出ていってしまったり、

音信不通になったりして、

だんだん会えなくなったりしていく

こともあるのではないでしょうか。

  • 友達に誘われるから一緒に登下校する。
  • 友達に誘われたから同じ部活に入る。
  • 友達に誘われるから昼休み一緒に過ごす。
  • 友達に誘われるから休みの日は一緒に遊ぶ。
  • 友達が行ってるから、同じ塾に行く。
  • 友達が始めたから、同じ習い事を始める。
  • 友達に誘われたから、同じ高校を受験する。

 

真面目なしばおくんのイラスト
しばおくん
自分の意志で友達と一緒を選んでるんだよ。
仲間は大切なんだ。
 
のびさん
そうですよね、友達は大切ですよ。

それでも、

冒頭でお話ししたようなことは、

実は誰にでも起こりうることなんです。

もちろん、今現在中学生の皆さんにもです。

 

高校は義務教育ではありません。

当然、最低限の成績が残せなければ、

進級できないこともあります。

高校教員時代、3月、

進級できない生徒たちに補習や再テストに割いた時間…

合計すると、計算したくないほど長い時間になります。

こちらが一生懸命フォローしても進級できずに、

しばおくんの横顔のイラスト
しばおくん
後輩と同じ学年になるくらいなら…

と高校中退を選ぶ生徒もいました。

貴方の人生は、本当に貴方のもの?

その中退した生徒が、

貴方を同じ高校に誘った友達だった

としたらどうします?

貴方も一緒に高校を中退しますか?

流石に考えますよね。

家庭の事情で友達が高校を続けられなくなること、

学年の途中で他県に行ってしまうこと

だってあるかもしれません。

もしかしたら、

貴方自身がその高校から別の高校に行かなければならなくなる

ことだって、無いとは言いきれません。

「友達が…」に一つでも当てはまっている皆さんは、

もしかしたら「自分の人生を生きている」んじゃなくて、

いつのまにか

友達が望む

「友達の人生」生きるようになってしまっている

のかもしれません。

貴方の人生を取り戻すために

思い当たるふしがあるとしたら、

少し冷静になって考えてみて欲しいんです。

ほんとうの友達なら、貴方に要求したりしない、

ありのままの貴方を受け入れて、

貴方が自分で選んだ未来なら心から応援してくれる

と思うんです。

たとえそれが自分と違う道だったとしても。

貴方が大切な友人の幸せを心から願うように。

中学3年生の皆さんの多くは、

志望校(受験校)を決めてくれているのではないでしょうか。

中学受験する生徒さんが増えてきてはいますが、

それでも

高校入試は多くの生徒さんが

初めて自分の未来と真剣に向き合う大切な機会

だと思うんです。

いいかげんに選んだ進路の先には、

いいかげんな未来が待っています。

だれかが決めてくれた人生なら、

うまく行かなかったときその誰かに

「おまえのせいで!」

と責任を押し付けることもできます。

でも、うまく行かなくて

辛い想いや悲しい想いをするのは、

その誰かではなく、

誰かが決めた人生を歩いてしまった貴方自身

なのです。

一方、

自分でしっかり考えて、

自分で選んで、

自分で決めたことなら、

たとえどんな結果でも受け入れられる

のではないでしょうか。

うまくいかなくて、

思うようにならなくて、

つらい時期もあるかもしれません。

でも、時間が経てば、

また、再び自分の足で立ち上がり、

新しい一歩を踏み出せるようになるものです。

そうなるまでにどのくらい時間がかかるかは、

わかりませんが。

中学生の高校選び。貴方の人生はだれのもの? まとめ

どんな人も、たとえ大統領でも、

過ぎ去った時間を取り戻したり、

過去に戻って

もう一度やり直したりすることはできません。

ですが、

どんな人も、

これから先の未来は、

考え方一つで変えることができます。

親のものでない、

先生のものでない、

友達のものでない、

 

だれのものでもない貴方の人生を、

自分自身に取り戻してもらいたい…

 

これまでの自分を変えるため、

勇気をもって一歩踏み出してもらいたい

 

そういつも心から願っています。

 
のびさん
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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