転塾の目標を明確にしようとする保護者をイメージした画像

 

少しでも良い環境で充実した中学生活、高校生活を過ごしてもらいたい。

希望の学校へ進学するために、できるだけ良い環境で学んでもらい、入試にのぞむ体制を整えていきたい。

中学受験なら、小学校低学年のうちから。

また高校入試を見据えるなら中学1年生や中学2年生のうちに信頼できる塾をみつけることは、そのための大切なポイントの一つ。

とはいえ、対塾、対講師、生徒間、保護者間の大きなトラブルに見舞われたときは、休塾・退塾・転塾を検討せざるをえません。

たとえ継続にメリットがあったとしても、許容範囲を越える問題と感じたなら、状況を悪化させる前に速やかに退塾を決断する必要があります。

一方、そこまでではなくても

のんさんなやみ
のんさん
テストの点が上がらない……
がっかりのび君
のびくん
塾の授業についていけない……
のんママはてな
のんママさん
塾や講師の指導方針が合わない。

などの理由で塾を変える“転塾(てんじゅく)”を検討されるご家庭もあるのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、転塾のポイントと注意点、具体的な手続きまで丁寧に解説。

転塾に関する不安の解消と良い結果につなげるアプローチを解説していきます。

  • 記事の内容は
急な転塾はおすすめしない。理由は?
転塾!その前にしておくこと
 ポイントは“課題の分離”

●転塾のメリット、デメリットの確認
●転塾判断とタイミング
●次の塾の選び方
●転塾の注意点
●まとめ
●豆知識:退塾の具体的な手順

こちらの記事を書かせて頂いたのは、

のび校長イラスト左笑顔
のびのび
●小中学生対象完全個別指導塾の校長(経営者兼専任講師)
●開校5年半で、新潟県内トップ私立高校合格者を輩出。
●年評定平均:中学時代3.7→高校進学後4.9、4.8の塾生を輩出。
●サポートした不登校の卒塾生、大学へ進学。
●当ブログ、にほんブログ村カテゴリー「中学受験(個人塾)」
で、2020年6月から9
ヶ月連続ランキング1位。
2020年1月、開設13ヵ月目で月間3万PV超。
●元公立高校教員
●現役カウンセラー
です。
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目次

急な転塾はおすすめしない。理由は?

転塾を引き留めようとする親友をイメージした画像

 

転塾でテストの得点や実力が上向くこともありますが、必ずしも良い結果につながるとは限りません。

成績が上がらない要因がすべて塾にあるとは限らないからです。

塾を次々と変えるお子様は

のびくんはてな
のびくん
点数が上がらないのは、すべて塾のせい。

と考える傾向があります。

中には転塾癖がついてしまって、入試直前まで転塾を繰り返し、状況を悪化させてしまうお子様も見受けられます。

●お子様が、新しい塾や講師と信頼関係を築き、学習習慣を身につけるにはエネルギーと時間がかかる。

●担当講師も、生徒さんの性格や得意不得意をつかんで、適切なアドバイスや授業計画ができるようになるには、ある程度の期間(1~2ヵ月)が必要。

これは、一斉指導の塾、NOBINOBIのようなマンツーマンの個別指導塾、家庭教師でも変わりありません。

こういったある程度の期間“準備期間”中にも、学期の成績や内申点に影響する定期テスト、実力テストは容赦なくやってきます。

準備期間が終わっていよいよ本格的に学びを深める段階で、転塾してしまえばまたゼロからのスタート。

実力アップにつながらないのは明らかです。

他塾の評判を耳にするとつい“隣の芝は青”く見えてしまいがちですが、転塾はリスクをともなうもの。

のんままさんわかった
のんママさん
引き止められたらどうしよう……

との心配から、やめると決めてから塾に退塾連絡する方もいらっしゃいますが、急な転塾はおすすめできません。

通塾開始からテストの点数に変化があらわれるまでに3カ月から半年ほどかかると言われています。

たとえ相性の良い塾だったとしても、すぐに結果を出すのは難しいのです。

目に見える成果が出ていない場合でも、お子様の様子を良く観察する時間は必要になります。

はじめは塾の教育方針に共感できないところもあったけれど、お子様には合っていたり、テストの得点が伸びることも十分ありえます。

塾への強い不満や大きな問題がない限り、最低半年は注意して経過を観察して頂きたいのです。

転塾!その前に、やるべきこと

転塾の前に確認する事をチェックしている保護者をイメージした画像

転塾が頭をよぎった時は、一度冷静にこれまで振り返ってみることをおすすめします。

入塾のいきさつと現状の再確認

①入塾のいきさつを再確認

塾に通わせよう、通いたいと考えた理由は何だったでしょうか。

●内申点を上げたい
●学校や模試の得点を上げたい
●苦手教科を克服したい
●得意教科を伸ばしたい
●勉強と部活、習い事を両立させたい
●学校の授業についていきたい
●希望校に進学したい
●友達をふやしたい

優先順位も併せて確認してみてください。

②今の塾を選んだ理由を再確認

今の塾を選んだ理由はどこにあったでしょうか。

●塾の施設や設備、環境が気に入った
●教室長や講師の印象が良かった
●教育方針や指導方法が合うと思った
●実績を安心材料にしたかった

●周りからすすめられた

ここでも、優先順位を確認してみてください。

③現状の再確認

今おかれている状況を整理して、分析していきます。

お子様は満足しているか、親の立場から見て不満はないか、見定める必要があります。

「テストの点が上がらない」
「カリキュラムや授業についていけない」
「塾や講師の指導方針が合わない」

これらの課題は「通塾を続ける中で解決できる課題」なのか、それとも「塾を変えなければ解決できない課題」なのか、

“解決すべき課題”と“転塾”の関係を見きわめて頂きたい

のです。

●塾は問題の解き方を理解するところ

●家は理解したことを練習するところ

「塾側の課題」と「お子様の課題」は、分けて考えることではっきりします。

それから、改善できる点はないか、考えてみるのです。

通塾を続ける中で解決できる課題

お子様が塾の宿題をやっていなかったり、やる気がなくて授業を聞いていない

そんな場合は塾を変えても得点力がアップする可能性は低いのです。

転塾を検討する前に、まずいまの塾でできること、例えば、

塾や担当講師

●モチベーションアップにつながる動機づけをお願いする。

●意識や習慣を変える指導をしてもらう。

●講師が合わないようなら、変えてもらう。

●環境が合わないようなら、校舎や教室を変えてもらう。

●レベルが合わないようなら、クラスを変えてもらう。

などの取組みをお願いすることで、課題解決につながる場合もあるのです。

同時にご家庭の課題として、例えば

●小学生なら、
塾の課題や授業の復習を手伝う。 

●中学生なら、
なぜ塾に通うのか?もう一度確認。
勉強の目標を意識してもらう働きかけ。
できる範囲でのサポート。
(高校の資料集めや学校説明会などの情報収集)

などの働きかけで、早い段階で課題を乗り越えられるようになります。

塾を変えなければ解決できない課題

一方、ご家庭では対処の難しい課題もあります。

代表的なものは5つ。それぞれ見ていきます。

①塾の指導形態、スタイルがお子様に合っていない。

●人が多い環境が苦手なお子様
一斉指導の塾に通われると、勉強に集中できないだけでなく、ストレスになってしまいます。
●学習習慣が身についていないお子様
一斉指導の塾では、一人一人に合わせて授業の速さを変えることはありません。

このような場合は、個別指導塾や家庭教師、オンラインなどの学習方法を検討する必要があります。

②塾とお子様の学力、希望校のレベルが合っていない。

塾のレベルとお子様の学力、希望する学校が合っていない場合は、対策が必要です。
大手の塾ですと、クラス替えで対応してくれる場合もありますが、そうでない場合は転塾を検討する必要があります。

③塾に求める重要ポイントが合っていない。

入塾のいきさつで確認して頂いたポイントが変わっていれば、良い結果出すのは難しくなってしまいます。
入塾当初のポイントから、重視すべきポイントの優先順位が変わっているようでしたら、今の塾のメリットは感じられなくなるものです。

④ご家庭の状況が変わった。

引っ越し、転職だけでなく、ご家庭の状況は日々変化していきます。
●保護者様が共働きになった…
授業の後も講師や教室スタッフが自習に対応してくれる塾
●部活動や習い事と塾を両立させたい…
曜日や時間、振替に柔軟に対応してくれる塾
変化の程度にもよりますが、家庭教師や自宅学習に切り替える必要もあります。

⑤塾の教育方針にどうしても納得がいかない。

教育方針に納得がいかず、それが一定期間を経過してもなお続いている場合には、より共感できる教育を目指している塾に変える必要もでてきます。

転塾の主なメリット、デメリット

メリットデメリット両面をイメージした画像

 

転塾には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

ここでは代表的なメリットデメリットをおさえていきます。

メリットは、

●モチベーションが上がる
新しい環境で成績が伸びたり、勉強が好きになる可能性もあります。
●テストの得点が伸びる
お子様に合った塾や講師に出会えれば、成績が急激に伸びる可能性もあります。
デメリットは、
●なれるまで時間がかかる
環境や講師になれるまで半年以上かかることもあります。
変化についていけず通塾が重荷になってしまうことも……
●勉強自体がイヤになる
塾や講師との相性が悪く成績が落ちてしまった場合、最悪
自信を無くし勉強に手がつかなくなってしまうことも……
次の塾選び、必ずしも上手くいくとは限りません。
個別指導塾スクールNOBNOBIの無料相談でも、慎重なご判断をお願いしています。

転塾の判断とタイミング

転塾をイメージした画像

 

「通塾を続けて対処したものの解決できなかった課題」がある。

先ほど挙げた5つの「塾を変えなければ解決できない課題」がある。

半年過ぎてもテストの点数に変化がみられない場合、
他にメリットがあればしばらく継続、デメリットの方が多いのなら転塾を検討。

「入塾前より得点が下がっている」のなら、転塾を真剣に検討する段階です。

判断基準は、ご家庭によりまちまちだとは思いますが、

たとえば、

“通塾を続けて対処したが解決できなかった課題”は、

●通っている塾で本人の意識や習慣を変える指導をしてもらうよう繰り返しお願いしたが対応してもらえなかった。

●塾・講師と協力し、受けたアドバイスも家庭で実践したのに、思うような結果につながらなかった。

“塾を変えなければ解決できない課題”は、

①塾の指導形態、スタイルがお子様に合っていない
競い合うことが苦手、集団だと集中できない。
補習塾ではなく、進学塾の方があっている。②塾とお子様の学力、志望校のレベルが合っていない
塾の授業、講師の解説がわかる、問題ができるになっていない。
進度が早く、ついていけていない。

③塾に求める重要ポイントが合っていない
当初は家から近い方が良いと思ったが、今は塾や講師との相性を重視するようになった。

④ご家庭の状況が変わった
習い事の日が増えてカリキュラム通りの通塾が難しくなった。
引っ越し、転勤などで今まで通りの通塾が難しくなった。

⑤塾の教育方針にどうしても納得がいかない
予習を重視した指導より、復習を重視した指導に力を入れてほしい。

などを判断基準に、転塾を検討します。その際、

今の塾では、課題解決の可能性が低い。
新しい塾は、課題解決の可能性が高い。

この2つの条件が両方満たされている必要があります。

塾や家庭教師を利用するなら、お子様にとってどんな学びが最適なのかを考えて、

辞める前にお子様と良く話し合い、しっかり方向性を決めてから退塾手続きに入ります。

塾を変えたとたん、勉強に手がつかなくなり成績が下がってしまった…では、本末転倒です。

次の塾の選び方

次の塾を選んでいる保護者をイメージした画像

 

近年では塾の指導形式やサポート体制が、塾ごとに違うといえるほど多種多様になってきています。

お子様の学力や性格、希望校のレベルをしっかり検討して、できるだけお子さんに合う塾を選びたいものです。

転塾を良い結果に導くために、おさえて頂きたいポイントは次の3つです。

今の塾で解決できない課題は何か

転塾の理由を明確にしておけば、次の塾選びの判断材料になります。

転塾で解決したい課題は何か

具体的にこの教科を上げたいなど、解決したい課題の優先順位を決めておきます。

評判・口コミに惑わされず、中身をしっかり確認

お子様のお友だちが通っている塾の良い評判を聞き、成績も上がっていると聞くと、そこに転塾させたほうが良いのでは?…と考えてしまいがち。

ですが、塾には「相性」がありますので、お友だちが通う塾がお子様にも合うかは未知数

評判や口コミにたよった転塾はおすすめできません。

スクールNOBINOBIをはじめ、多くの塾で「体験学習」などの無料サービスが用意されています。

「百聞は一見に如かず」

相性を見極める手段として、積極的に活用されることをおすすめしています。

転塾の注意点、まとめると…

転塾の注意点をまとめているイメージ画像

 

のびさん口あけ
のびのび
転塾は、必ずしもうまくいくわけではない。
転塾した塾との相性が良いとは限らない。

他にも転塾の注意点はあります。

●受験学年での転塾は、リスクやデメリットが大きくなることもある。

受験学年に入ると、入試までの時間が限られてきます。

どうしても転塾が必要な場合は、ご家庭が塾に求めるポイントの優先順位を明確に伝えることでミスマッチを防ぐことができます。

●テストの点数が上がっても、ぬか喜びは禁物。

定期テストだけを考えると、詰め込みや一夜漬けの暗記で良い点数が取れることもあります。
普段のテストは乗り切れても、入試問題には対応できないことが多くなってきています。

●新しい環境での学習が負担になることも。

新しい環境で人間関係を一から構築すること、新しいテキストで学習を進めることが負担になって、成果につながらないこともありえます。

●「通知表」の5段階評定(内申点)は、塾を変えても上がらない可能性大。

通知表の評定での、定期テストのウエイトは学校や先生によって大きく異なります。
定期テストのウエイトが低い学校や教科も多く見受けられます。

●合わなければまた別の塾に変えれば良い、は危険。

勉強は基礎固めが重要。数週間塾に通って成果が出ないからやめるというのは経済的にはありでも、お子様の学力アップ・メンタル面を考えて避けたほうが賢明です。

●転塾に向く時期がある。

学年が変わる、学期が変わる、長期休暇などのタイミングで転塾すれば、お子様の負担も少なく比較的スムーズに次の塾になじむことができます。

まとめ

転塾の方向性が定まって喜ぶ保護者をイメージした画像

 

こちらの記事では、転塾につきまして

急な転塾はおすすめしない。理由は?
転塾!その前にしておくこと
 ポイントは“課題の分離”

●転塾のメリット、デメリットの確認
●転塾判断とタイミング
●次の塾の選び方
●転塾の注意点
●まとめ

の順で、お話しさせて頂きました。

 

近年の入試問題は、暗記だけでは高得点が難しくなってきています。

新しい学習指導要領の完全実施で、この傾向はさらに強くなると考えられます。

暗記力に加え、読解力や多角的なアプローチが必要な問題も増え、詰め込みや一夜漬けなどの表面的な知識だけで対処するのが難しくなってきているからです。

マンツーマンの個別指導塾スクールNOBINOBIでは、基本的な知識を活用して入試問題にまで対応できるようにお子様をサポート。解き方が「わかる」ことで、「できる」得点力、「のびる」実力へと導きます。

また自分で学習計画をたててもらうことで、テストの得点を上げるために何が必要か見きわめられるようになり、主体的に学習に取りくめるようサポートしています。

スモールステップで成功体験を積み重ね、できなかった問題が解けるようになれば自信につながります。

自信は、スポーツや生活面など勉強以外にも良い影響を与えます。

できることが増えれば、人生の選択肢が広がります。

塾にはお子様の新たな可能性を引き出すお手伝いができると信じています。

転塾されるのでしたら、

お子様のポテンシャルを引き出し、大きく伸ばすきっかけになってほしい……

心からそう願っております。

最後に、退塾手順のポイントを豆知識としてまとめました。

ご活用頂ければ幸いです。

 

のび校長イラスト左笑顔
のびのび
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
スクールの特徴紹介につきましては、下記ページをご参照ください。

 

お問い合わせにつきましては、下記ページをご参照ください。

豆知識:退塾の具体的な手順

転塾の具体的な手順を教える講師をイメージした画像

 

次の塾で新たなスタートを切る前に、今の塾は退塾することになります。

そこで、退塾の具体的な手順に関するポイントを確認しておきます。

退塾の連絡の前に必ず確認しておきたいこと

中途解約費の確認

長期のご契約の場合、契約期間の途中での退塾には、中途解約費が発生します。

退塾の連絡の前に、必ず契約書の確認をお願いいたします。

塾の場合、法律で定められた解約費用の上限は、2万円です。

翌月授業料の確認

翌月の授業料につきましては、契約内容が優先します。

月初の1週間前までに退塾の申し出がない場合、翌月の授業料が発生する

といった内容の記載があるご契約ですと、

翌月まで1週間を切ってから退塾を申し出ると、契約どおり翌月の授業料の支払義務が生じます。

退塾の連絡

塾の様式があれば、所定の書面で提出することになります。

電話、メールでの退塾連絡が可能かどうかは、塾規約での確認をおすすめします。

退塾の理由

「家庭の事情」の一言で大丈夫です。

色々聞かれることがあるかもしれませんが、気にせず、この一言で押し切って大丈夫です。

塾への挨拶

電話やメールで退塾連絡可の場合は、一言そえるだけで十分です。

書面の場合、挨拶文を用意したり、様式に追記したりする必要はありません。

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