2020年4月から小学校で英語が必修化。
そんな保護様もいらっしゃるのではないでしょうか。
- こちらの記事の内容は
●英単語大量暗記を無理強いしない。
●「英語のシャワー」を意識して、毎日英語に触れる。
- 記事の信頼性
こちらの記事を書かせて頂いたのは、
●開校5年半で、新潟県内トップ私立高校合格者を輩出。
●年評定平均:中学時代3.7→高校進学後4.9、4.8の塾生を輩出。
●サポートした不登校卒塾生、大学進学。
●当ブログ、にほんブログ村カテゴリー「中学受験(個人塾)」
で、2020年6月7月ランキング1位を獲得。
●元公立高校教員
●現役カウンセラー
英語塾に通う塾生さんの悩みとは?
マンツーマンで生徒さんと向き合っていると、生徒さんが自分から悩みを話してくれることって結構あります。
一人一人真剣に向き合って
「褒めるべきところや行動は、正しく、大いに評価する」
取り組みを心がけていると、生徒さんたちにはちゃんと伝わるものです。
はっきり相談してくれる子もいれば、シグナルを送ってくれる子もいます。
親でも身内でも、友達でも、学校関係者でもない…
それでも、話ができる身近な大人の存在は、その子の成長にとってとても大切だと思うのです。
英語は担当していなかった、ある小学校高学年の塾生さん。
その塾生さんから、先日、学習の開始早々、
と質問されたのです。
うち以外に、野球と英語を習っていることは聞いてたんですが、以前、
とポツリと話してくれたことがあるのを思い出しました。
と聞くと、
と一言。おそらく、
で通わされているのだと思います。
自分で通いたくてやってるわけじゃないから、なかなかやる気にならない。
英語辞めるっていえば親はガッカリするし…
こういったケースは、早い段階で手を打たないと「英語嫌いになる可能性大なパターン」です。
そんな彼が、英語も教えているか?と聞いてきたのです。
と伝えると、
じゃあ、こっちでやる!親に相談してみる。
と言ってくれました。
英語を強みに変えるためのアプローチとは?
自身の苦い体験から、少なくとも「嫌い」にならないで勉強できれば、先々英語で苦労することはないと考える筆者。
アメリカの小学校で「宿題をやめて学力アップを達成した」先生の取り組みが出版されている昨今。
最近、自分のお子さんを3人とも英語得意に育て上げた親御さんのご家庭での取り組みを読ませて頂いたら、アメリカの先生と全く同じアプローチをされていて、自分の体験とも重なって大いに納得しました。
「単語を覚える」
「暗記も必要」
なのはよくわかります。
でも小学生に「次までにこれだけ単語覚えてきて!」と、英語教育のプロが学校のような指導をしているのには驚きです。
たくさんの「単語暗記の宿題」をだすのなら、学校で十分。
英語のプロなら「英単語をストレスなく覚えられるテクニック」も教えてくれる方でないと、費用と時間をかける意味はないと思うのです。
2020年から、英語は小学校で教科に。これは理系が苦手なお子さんにとって大きなチャンスでもあるのです。
英語「嫌い」にさえならなければ、少なくとも学生時代通して有利になるということ。
前に出てきた親御さんも、英語塾の先生方も口をそろえて「英語も一つの言葉。言葉のシャワーで上達します。」とおっしゃっていますが、同感です。
日本の特に女の子たちは、小さいころから母親や周りの人たちから日本語のシャワーをたくさん浴びることで、自分でも言葉を巧みに操れるようになっていくもの。
英語は日常使用の言葉でない分、意識して子どもたちに「英語シャワー」を浴びせてあげればいいのです。
そのとき気をつけるべきことは、「最低でも英語嫌いにしない。」ということ。
最近話題のeスポーツ世界大会で優勝した16才の男の子、まさに「好きこそものの上手なれ」。
と、ここ数ヶ月悶々としていたのだとしたら、その英語塾を続けるにしても、この生徒さんへのアプローチは変える必要があります。
ほんとうに「嫌い」になってしまう前に。
生徒さんの英語に関する悩みを丁寧に拾ってあげられる方、そんな方を「ほんとうのプロ」と呼ぶのではないでしょうか。
塾生さんへの具体的アプローチ
小学校高学年の塾生さんに相談されたとき、
と聞くと、
と即答、中学生向け英単語スペルゲームに挑戦してもらいました。
さすがはネット世代!
すぐ使い方を覚えて、自分でネイティブの発音を繰り返し再生して、アルファベットを選んで正しい順にならべようと集中して取り組んでくれました。
お試しだったのに、時間がきても
と続けてプレイ、遊びの要素はかなり少ないアプリにもかかわらずです。
集中して挑戦してくれて、とても嬉しく感じたのを覚えています。
嫌いにさせない取り組みは可能!ということがおわかりいただけたでしょうか。
ただ、週1回程度では全くたりません。さりとて、マンツーマンを毎日というわけにもいきません。
週1回の取り組み効果を最大限引き出して、英語を味方にするには、どうしても、ご家庭での「英語シャワー」が必要になってくるのです。
お子さんを英語嫌いにしないアプローチ まとめ
お子さんを「英語嫌いにしない」ためのアプローチを、小学校高学年生徒さんとの実体験と成功事例から見てきました。
こちらの記事の内容は
●英単語大量暗記を無理強いしない。
●「英語のシャワー」を意識して、毎日英語に触れる。
楽しみながらを意識して、「聴く」、「話す」、「読む」、「書く」を全て刺激する工夫を根気よく続ければ、子ども達は大人が慣れるよりはやく英語になれてしまうもの、そう考えています。
2020年度からの学校の英語につきましては、下記の記事で取り上げております。
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