モチベーションをイメージした画像

【なるほど!】勉強のモチベーションに種類?中学生と保護者に見て欲しい6タイプ

のび校長イラスト左口
のびのび
こちらの記事では、日ごろ中学生の塾生さん達と向き合っていて感じる、勉強へのモチベーションのタイプについて、心理学の「自己決定理論」を使って解説しています。自分自身やお子様のモチベーションがどの程度か知りたい!とお考えの皆様へ、難しい表現を避け、わかりやすい解説を心掛けました。
筆者の教室では、
中学生の生徒さん達、保護者の皆様から
「モチベーションってどうやって上げたらいいですか?」
とご相談を受けること、けっこうあるんです。
まずその前に、
いま自分のモチベーションはどの程度か?
がわかれば、対策もとりやすくなります。
今回はモチベーションの基礎理論から
「モチベーションの6タイプ」
について、わかりやすく解説。
生徒さん自身やお子さんの
心の状態を把握する時の
参考にして頂けると思います。
のび校長イラスト右向き
のびのび
少しでもお役に立てましたら
幸いです。
有機的統合理論の概要図
モチベーション=動機付けの理論
「自己決定理論」があります。
大雑把に説明しますと、
勉強などの行動で
「自分が決めた程度
自己決定、自律的決定)が
モチベーションに影響を与える」
と考える理論。
「内発的動機付け」
(楽しいから、興味があるから、好きだから)
の考え方を
発展させてできた、大きな理論です。
この大きな理論
「自己決定理論」は
5つの小理論で構成されています。
桐蔭横浜大学学長で教授の溝上慎一先生の
用語解説を図式化すると…
【自己決定理論とミニ理論】概要図
自己決定理論の概要図
こうなります。
※転載をお控え頂きありがとうございます。
難しい名前の理論が
並んでいますが
このうちここで取り上げるのは1つ、
心配ご無用です。
上図のミニ理論5つのうち、
左側から2番目の
「有機的統合理論」
この記事で取り上げる
モチベーションのタイプを
説明する理論
日本の「自己決定理論」の第一人者
筑波大学名誉教授櫻井茂男先生の図を
筆者なりにかみ砕いたものがこの図です。
【有機的統合理論】概要図
有機的統合理論の概要図
※自己決定の6段階(Ryan&Deci;櫻井,2009)を元に作成
※転載をお控え頂きありがとうございます。
モチベーションは、
「自己調整」つまり
「自分から進んで」のレベル
で、大きく
「無動機付け」
「外発的動機付け」
「内発的動機付け」
の3つに分けられます。
この3つのうち
「外発的動機付け」
さらに4つ
に分けられます。
全部合わせると、図のように
モチベーションは
6つのタイプになるのです。

モチベーションの6つのタイプを簡単解説

【有機的統合理論】概要図
有機的統合理論の概要図
※自己決定の6段階(Ryan&Deci;櫻井,2009)を元に作成
表の二行目が6タイプの名
と思ってください。
6タイプを表の左側から
簡単に解説していきます。

1)調整なし(無動機付け)

一番左
行動を自分が決めた程度
(自己決定)
が最も低い
「無動機付け」
自分から進んで(自己調整)は
「ない」タイプ。
勉強は
「やりたいと思わない」
ものです。

2)外的調整

左から2番目から5番目は
「外発的動機付け」
そのうち、
行動を自分が決めた程度
(自己決定)
が2番目に低いタイプを
「外的 調整」
と呼びます。
勉強は、外からの強い力
「言われたから」
「叱られるから」
で、仕方なくします。

3)取り入れ的調整

「外発的動機付け」の1つで、
左から3番目は
行動を自分が決めた程度
(自己決定)
が3番目に低いタイプ、
「取り入れ的 調整」
と呼びます。
勉強は、プレッシャーで
「しなければならない」
「不安感」、「羞恥心」
で、いってみれば
義務感からします。

4)同一化的調整

「外発的動機付け」の1つ、
左から4番目は
行動を自分が決めた程度
(自己決定)
3番目に高いタイプ、
「同一化的 調整」と呼びます。
勉強に意味を見いだして
「自分にとって重要」
「将来のために必要」
と考え、目的があるからします。

5)統合的調整

「外発的動機付け」の1つ、
左から5番目は
行動を自分が決めた程度
(自己決定)
が2番目に高いタイプ、
「統合的 調整」と呼びます。
勉強は、
「やりたいと思うから」
「自分の価値観と一致するから」
で、自分から進んでの部分が
一番強い「外発的動機付け」です。

6)内発的調整(内発的動機付け)

表の左から6番目、
自分から進んでの部分が最も強いのが
「内発的調整」
です。
勉強は、
「楽しいから」
「興味があるから」
「好きだから」
自分の心の中からの声に
突き動かされて、
どんどんします。
この6つの
モチベーションタイプのうち、
中学生の皆さん、
お子さんは
どのタイプが一番近かったでしょうか?

モチベーションに関する研究の歴史は?

「モチベーション」
「動機づけ」とも言います。
アメリカ、ニューヨーク州
ロチェスター大学心理学部の
デシ先生とライアン先生は共同で、
このモチベーションについて詳しく研究。
「自己決定理論」
(Self Determination Theory, “SDT” )
を生み出しました。
多くの心理学者や教育関係者が
この「自己決定理論」を元に研究を続け、
今では
教育の世界だけでなく、
スポーツや
ビジネスの世界でも、幅広く
活用されるようになっている
基本理論となっています。

勉強のモチベーション、中学生・保護者は確認を!6タイプ まとめ

生徒さん達と間近で接していると
一人として同じ生徒さんはいないように、
勉強への基本的なモチベーションも
一人一人全く違います。
また、自分は何に対しても
「○○タイプ!」
と断言できる人は少なくて、
例えば取り組む教科によっても
強く出るモチベーションのタイプが
変わったり、
1つの行動で
2つのモチベーションが見られたりと
図表のように単純にはいかない
と考えられています。
ただ、こういった理論を基に
自分の勉強に対するモチベーションは
どんなだろう?と、
自分が勉強している時の状況を
思い出して考えてみて
ある程度自分のタイプをつかむ作業
をやっておくだけでも、
対策を練る時の役に立つのです。
※こんな風に考えてみることを
「メタ認知」を働かせる
と言ったりします。
メタ認知については、別記事で
取り上げたいと思います。
のび校長イラスト右口
のびのび
少しでもお役に立てましたら
幸いです。
こちらの記事で参考にさせて頂いた資料につきましては、以下をご参照ください。

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SUMMARY | 概要

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