中学生のお子さんをお持ちの
ご家庭から、
こんなご相談を
お受けすることがあります。
そこでこの記事では、
中学生の皆さんの中で
数学のテスト結果が
伸び悩む生徒さん達の
特徴を、新潟市の
個別指導塾NOBINOBIが
サポートしてきた
生徒さん達をもとに分析。
得点が伸びないタイプ別に
対策をまとめました。
記事の内容は
タイプ別、数学伸ばす具体策は、それぞれ5つ
●ミスが多いタイプ
・覚えた解法や公式が間違えていないか、確認
・間違えた問題の解説を見なおす
・できなかった問題の復習は、途中式を含め丁寧に解く
・テストでは、問題文をよく読む。
・解答したあとは、間違いないか、再確認
●歯が立たないタイプ
・理解できていない単元は、基本的な計算方法から繰り返し練習
・基本の解法や公式、定理を暗記
・途中式を書くくせをつける
・テストでは、問題文をよく読んで何を聞かれているか、をつかむ
となっています。
“のび校長”
●小中学生対象完全個別指導塾の校長(経営者兼専任講師)
●開校5年半で、新潟県内トップ私立高校合格者を輩出。
●年評定平均:中学時代3点台→高校進学後4.9、4.8、4.4の塾生を輩出。
●サポートした不登校の卒塾生、大学へ進学(在学中)。
●オリジナル直筆記事が、グーグル3ワード検索で1位(2024.5.1現在)
●当ブログ、にほんブログ村カテゴリー「中学受験(個人塾)」
で、2020年6月から36ヶ月以上連続ランキング1位。
2020年3月開設15ヵ月目で月間4万PV超。
●元公立高校教員
●現役カウンセラー
目次【タップでジャンプ】
中学で数学が伸びない子のタイプとは?
個別指導塾
スクールNOBINOBIでは、
年中無休で
いろんなタイプの
中学生さんたちと
接しています。
タイプは違っても
同じことしてた……
といったような
共通する特徴に
気づくことが
あります。
数学は
公式を使うことが多い
ですし、一斉指導塾より
きめ細かい対応ができる
マンツーマン指導ですので、
子どもたち
ひとりひとりの悩みに
気づきやすいのです。
数学の成績が
なかなか伸びない
生徒さんたちの様子を
一対一で見ていると、
伸びない塾生さんは
ザックリ
●歯が立たないタイプ
の2タイプに
わけられます。
“ミスが多いタイプ”は、
ケアレス・ミス
=不注意ミスが
減らせずに
残念な結果に終わる
タイプ。
ある程度理解力もあり、
単元テストでは
点数が取れているので
と油断して、
肝心の定期テストで
ミスしてしまう
タイプです。
一方“歯が立たないタイプ”は、
先生の説明を聞いても
理解できず、
理解できていないまま
問題を解いている
タイプ。
授業でやったものと
同様の基礎問題
(数字が変わっているだけ、
簡単な基礎の練習、
つまりレベルAの問題)
は解けますが、
標準的な問題
(レベルBの問題)
になると
ほとんど解けず、
もちろん応用問題
(レベルCの問題)
は全く歯が立たない
タイプの生徒さんです。
それぞれのタイプの
生徒さんたちに
共通する特徴は、
②先生や塾講師の解説は、聞くだけ
③解説した問題を復習しない
の3つ。
①問題を解く時、解答だけ書く。
頭の中で計算して解答だけ記入。
妙に感心してしまいます……
②こちらの解説は、聞くだけ。
と言いつつ、
こちらの解説に
耳を傾けてはくれますが、
メモは取らない。
③解説した問題を復習しない
家で練習問題やってみて!
と言うと
「わかった!」
「やってみます。」
と素直に応えてくれます。
翌週、
問題やってみた?
と必ず聞きますが、
「やってない。」
「できなかった…」
と、申し訳なさそうに
答える。
①~③がすべてあてはまる
塾生さんは、
なかなか結果が出せないか、
結果が出るまで時間がかかるか、
のどちらかです。
そこで
タイプ別に
どうしたら
結果につなげられるか?
NOBINOBIで
実際にあった事例を元に
解説していきます。
タイプごとに確認!中学数学の伸ばし方、ポイントは5つ
“ミスが多いタイプ”の伸ばし方
このタイプの生徒さんは、
「わかる」段階は
わりとクリアできている
生徒さん。
「ミスを減らせばいいだけ」
だから対処法も簡単か
とおもいきや、
なかなか結果を出せない人
もいます。
テスト範囲や単元によって
アップダウンを繰り返す人
もいるのです。
「わかってる」から
「説明いらない」
「めんどくさい」
という生徒さんも
このタイプです。
このタイプの塾生さんへの
具体的な対処法は、
●間違えた問題の解説は、しっかり見なおす。
●できなかった問題の復習は、必ず途中式を含め丁寧に解くくせをつける。
●テストでは、計算問題などの基礎問題も含め、問題文をよく読む。
●解答したあと、たしかめ算など、間違いないかどうかの再確認をする。
の5つ。
“めんどくさがり”
だったり、
“人の話をちゃんときけない”
だったり、
“自信過剰”
だったり。
性格や気質、個性が
結果に大きな影響を
与えているケースも
見られますので、
点数アップに
意外と時間がかかる
こともあります。
“歯が立たないタイプ”の伸ばし方
アラカン世代の
のび校長が
小学校の高学年で
学んでいた内容が
中学年におりてきて
学ぶようになった昨今。
先生が雑務に追われ、
本来子どもたちの
学びのために使うべき時間が
削られている時代。
仕方なくはしょって
授業をすすめる先生が
いることも、複数の
生徒さん達の声から
聞こえてくる時代です。
“歯が立たないタイプ”
の生徒さんたちは、
ある意味被害者。
中学校の標準問題
(Bクラスの問題)で
てこずる生徒さんは、
先生の説明が
よく理解できていない
ケースも……
また、問題を解くのに
時間がかかるタイプの
生徒さんが多いのも
このタイプの特徴です。
このタイプの生徒さんの
具体的な対処法は、
※中学生でも、四則演算(加算(足し算)、減算(引き算)、乗算(かけ算)、除算(割り算)、加減乗除とも)が不正確だったり、分数がしっかり理解できていないお子さん、普通にいます。
●理解できない単元の問題は、解く時に使う基本的な計算方法から繰り返し練習する。
●基本の解法や公式、定理を暗記する。
※数学は理解という方もいますが、公式、定理は暗記です!
●途中式を書くくせをつける。
●テストでは、計算問題などの基礎問題も含め、問題文をよく読んで、聞かれていることを答える。
の5つ。
“ミスが多いタイプ”も、
“歯が立たないタイプ”も、
成績を大きく伸ばして
希望高校に進学できた
生徒さんが何人もいます。
希望高校には届かなくても、
個別指導塾NOBINOBIを
卒塾し高校進学後に
大きく成績を伸ばしてくれた
卒塾生さんたちもいるのです。
数学の成績を伸ばした
塾生さんとは、
どんな生徒さんでしょうか?
実は、先ほど説明した、
5つの対処法を実際に
“取り組んでくれた生徒さんたち”
なのです。
四の五の言わずに、
まずやってみる。
上手くいかなかったら、
取り組み方を変えて続けてみる。
これだけで、比較的
簡単に、短期間で結果が出せる
ようになるのです。
上がらない……
という塾生さん、
もちろんいます。
塾生さん達の学習時間は、
毎回本人に確認していますが
上がらない生徒さんの言う
“やった”自宅学習は、
せいぜい1日30分。
苦手だったり、
できなかったりする教科に
割く時間としては、
少なすぎます。
1日30分は、
学校が良くいう
“小学校3年生の学習時間”
と同じ。
NOBINOBIの自宅指導の
塾生さんの中には、
小学校6年生で
100分ぶっ続けで
勉強できる生徒さんも
います。
25分ごとに
トイレや水飲みなど
小休憩は入れ、
教科も2教科
ではありますが……
学習時間が
全く足りてないのを棚に上げて、
全て勉強法のせいにしてしまう
塾生さん、
自分の成績のことなのに
どこか他人事、
だからすぐ
辞めてしまったりする……
もったいないですよね……
まとめ
こちらの記事では
中学で数学の得点が伸びない子のタイプと対処法について、
成功例をもとに解説しました。
記事の内容は、
タイプ別、数学伸ばす具体策は、それぞれ5つ
●ミスが多いタイプ
・覚えた解法や公式が間違えていないか、確認
・間違えた問題の解説を見なおす
・できなかった問題の復習は、途中式を含め丁寧に解く
・テストでは、問題文をよく読む。
・解答したあとは、間違いないか、再確認
●歯が立たないタイプ
・理解できていない単元は、基本的な計算方法から繰り返し練習
・基本の解法や公式、定理を暗記
・途中式を書くくせをつける
・テストでは、問題文をよく読んで何を聞かれているか、つかむ
毎日1教科に100分!
という話ではありません。
自分のタイプに合う対処法を
確認したうえで、
毎日続けられれば、
苦手教科の得点力アップも
意外と簡単に達成
できてしまう!
と言いたいのです。
やってアップするなら、
やらない手はない!
皆さんも
自分の力を信じて、
何か一つでも是非チャレンジ
してみてください。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
勉強に役立つ、中学の授業ノートのとり方は、こちらの記事をご参照ください。