学力を伸ばすポイントは「読む力」? 結果を出す子の共通点から

「読む力」の大切さをイメージした画像

しーママ
最近「読む力」ってよく耳にするんですが、
そんなに大事なんですか?
のびさん
良く耳にしたり、見かけたりするようになりましたよね。
学力をアップさせるポイントの一つとも言われています。

「読む力」について、

アメリカの読書教育の専門家の考え方を

公立小学校に導入したある郡の取り組みから

考えていきます。

学校に限らず、

ご家庭でも簡単に取り組める、

効果的な「読む力アップ」の方法

ご紹介していきます。

のびさん
最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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学力を伸ばすポイントの一つは?

学力アップには読む力がポイントであることをイメージした画像

まずはじめに、この記事のポイントをまとめておきます。

この記事のポイント

  • 成績を大きく伸ばした塾生さんたちの共通点は
    「話す力」
  • 「話す力」を支える柱の一つは
    「読む力」
  • アメリカフロリダ州マリオン郡で新たに導入された宿題は
    「朗読」
  • 子ども達の「読む力」を伸ばす方法の一つは
    「環境を整える」こと

一つずつ順に見ていきたいと思います。

成績を大きく伸ばした塾生さんたちの共通点

日々小中学校の塾生さん達と接する中で、

成績を大きく伸ばした子どもたちには、

ほかの生徒さん達と違う点がある

ことに気づかされます。

筆者が運営する1対1の個別指導教室では、

入塾前に無料の教育相談と体験教室を実施

しています。

この2つを利用して頂いた時の様子から、

成績を大きく伸ばすお子さんの共通点が、

ある程度わかるのです。

成績を伸ばせる生徒さんたちは

保護者の方の話にあいづちを打つだけでなく、

必ず

自分の言葉で今の状況を説明

してくれます。

自分の言葉で話してくれる生徒さんは、

教育相談、あるいは体験教室の場で

「話す力」をすでに身につけている

ことを、

その立ち居振る舞いから

わたしたちに伝えてくれるのです。

「話す力」の基となる「力」は?

では、どんな力が

「話す力」の基

となるのでしょう?

その一つは、「読む力」

といえるのではないか、

と筆者は考えています。

しーママ
自分の言葉で話せるだけで、
成績が上がったりするものなの?

とお思いの方もいらっしゃると思います。

ですが、

文章を読み、内容を理解できなければ、

書くこと、話す(説明する)ことはできない、

とも考えられるからです。

 

成績を大きく伸ばした塾生さんたちの共通点

「話す力」から見えてくる、

中学、高校に進んでも困らない

「学力の基礎」とは

言い換えれば、小学校時代にしっかりした

「読む力=国語の力」を身につけること

なのではないか、

とこれまでのサポートから強く感じています。

小学校の「宿題」がなくなった!? 米フロリダ州マリオン郡の挑戦

そんな実感を裏付けてくれそうな

教育政策に関するニュース

がアメリカから届きました。

2017年7月17日の米ニュースサイト
『The Washington Post』の

ァレリー・シュトラウス氏は自身の記事

で、

アメリカフロリダ州マリオン郡の小学校31校で、計算ドリルや問題集、作文等の
従来型の「宿題」がなくなった

というニュースを取り上げています。

しーママ
宿題を全部なくしてしまったの?

かというと、

残念ながら?

そうではありません。

マリオン郡31校の小学生たちは、

従来型の宿題のかわりに

「毎晩少なくとも20分間、

 親と一緒に本を朗読すること」

が課せられる

ことになったのです。

この、

これまでと異なる「宿題」では、

子どもたちは自分の読書資料を選ぶことができる上、

教師や学校図書館から

読書に関する手助けを受けられるとのこと。

また、大人がいない子どもたちは、

読書ボランティア、

オーディオブック、

その他の教育資源を活用することができる

ようになっているとのことです。

 

前述の教育政策について、

フロリダ州マリオン郡公立学校地区42,000人の

学生の指導者ハイディ・マイヤー氏は、

インタビューで、

「学生の学業成績を向上させる上で

最も効果的なものについての

確かな研究に基づいて決定した。」

と答えているそうです。
※1、※2

この決定への

保護者と教師の意見は、

ほとんどが賛成意見だったそうですが、

懐疑的な意見もあった

とのこと。

日本では、

筆者が小学生だったころから40年来、

なんの疑問も抱かず

あたりまえのように続けられ、

増えているようにさえ感じられる

従来型「宿題」を

アメリカでは、

研究結果を元に、根本から

見直そうとする

郡教育行政指導者(教育者)が現れた

ことを伝えてくれたこの記事。

強く共感するとともに、

アメリカのチャレンジ精神、

フロンティア精神、

これからの教育の一つの方向性を示した、

そんな風に感じています。

※1 セントラルフロリダ大学で教師教育先導教授を務めた後マリオン郡での職務に就任した、読書の専門家でもあるマイヤー氏は、読書の教育効果を幅広く研究している「読書教育の専門家」として名高いリチャード・アリントン氏の「小学校での宿題の多くは、学力向上に寄与しない。」という研究結果を引用しています。

※2 リチャード・アリントン氏の研究は、アメリカの公立小学校の国語教師で、読書を通して、多くの子ども達の学力を伸ばしているドナリン・ミラー氏の著書「子どもが「読書」に夢中になる魔法の授業」でも取り上げられています。

どうやって引き出す?子ども達の「読む力」

「小1の壁」を感じないお子さんの特徴

これが子どもたちの

「学力」を育む効果の高い取り組み

だったとして、

実際に子ども達の学力を支える大切な柱の一つ

「国語力」、中でも

「読む力」を上手く引き出すには

どうすればいいのでしょうか?

 

前述の記事の他に、

小学校就学前の学びにも、

そのヒントはありました。

新潟県の公立小学校で

最近まで勤められていた

元先生のお話によりますと、

保育園、幼稚園、子ども園の先生方の

読み聞かせを楽しむだけでなく、

絵本を自分で読むことに慣れ親しんできた

未就学のお子さん

の多くは、小学校就学後も、

いわゆる「小1の壁」を強く感じることなく、

国語の教科書を

比較的すんなり受け入れることができ、

学校の学習についていくことができていた

とのこと。

一方、

就学前に

絵本の読書に慣れ親しんでいないお子さんたちは、

まだ、絵本に近い状態の国語の教科書ですら、

とっつきにくいものと感じてしまう傾向

が強かったそうです。

「読む力」引き出すには?

前述の記事と

奉職25年の元先生のご経験から考えてみると、

ご家庭の内外を問わず、

お子さんが

本と触れ合う機会を増やし、

進んで本を手にとってくれるような環境作り

が小学校のみならず、

中学、高校までお子さんを支える

「学力」の礎の一つとなる

とも言えるのではないでしょうか。

 

例えば、保護者の方が

読み終わった本を、

お子さんの視界にはいるような場所に

いつでも手に取れるように

置いておけるスペースを作ってみる

のも一つの方法です。

お子さんに無害な内容であれば、

わざわざ購入しなくても、

雑誌やパンフレットなどでもいい

と思います。

本の中身が汚れてさえいなければ、

リセール品を利用するのも選択肢のひとつ

教室でも、

どうしても手に入れたい絶版の絵本などは、

リセール品を活用しています。

中身の状態を確認し、

購入後はアルコールなどで

カバーや表紙を丁寧に清掃してから、

子どもたちに手に取ってもらうようにしています

ので、保護者の皆様からもご好評頂いております。

 

現在すでに中学生であっても、

本を読む機会が増えるように環境を整える

ことは、

国語の成績だけでなく、

他の教科の成績アップにもつながる

大切な取り組みの一つ

ではないか、と筆者は考えます。

学力を伸ばすポイントは「読む力」 まとめ

お子さんたちは、

可能性の塊です。

子どもたちの成長にかかわる

全ての大人たちは、

様々なアプローチで

子どもたちの成長を支える姿勢

が求められているのではないでしょうか。

従来の考え方や

使い古された方法にこだわらず、

どうしたら

子どもたちの潜在能力を

最大限引き出すことができるか?

という視点で、

学びを支える工夫を重ねていけば、

より一層お子さんたちの可能性を

引き出すことができるのではないか、

と感じています。

 

今回取り上げた

アメリカの一つの郡の取り組みが、

日本の保護者の皆様や

教育界に与えたインパクトは

大きいと言えるのではないでしょうか。

 

最後に、今回のポイントをおさらいしておきたいと思います。

  • 成績を大きく伸ばした生徒さんたちの共通点は
    「話す力」
  • 「話す力」を支える柱の一つは
    「読む力」
  • アメリカフロリダ州マリオン郡で新たに導入された宿題は
    「朗読」
  • 子ども達の「読む力」を伸ばす方法の一つは
    「環境を整える」

 

まずは、

 

読み終わった本を、

お子さんの視界にはいるような所、

いつでも手に取れる所に置いてみる

 

雑誌やパンフレット、

リセール品なども活用してみる

 

といったことから

少しずつ取り組んでいけば、

きっとお子さんも

自然と本を手に取ってくれるようになるはず。

身近な大人が

楽しそうに読書している姿を見せてあげる

ことも、お子さんを本好きにするきっかけになります。

親子で楽しみながら取り組むことができれば、

より高い効果も期待できます。

皆様のご家庭でも、

是非取り組んでみられてはいかがでしょうか。

 

のびさん
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

【関連記事】
中学生の塾生さんの事例から苦手克服のアプローチにつきましては、下記の記事をご参照ください。

苦手を克服!「読む力」を無理なく伸ばす3つのアプローチ

読解力を鍛える方法につきましては、下記の記事をご参照ください。

5教科の得点力アップにつながる「読解力」トレーニングとは?

 

スクールの特徴紹介につきましては、下記ページをご参照ください。
お問い合わせにつきましては、下記ページをご参照ください。

 

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