2021年度春、中学校でも学校での学習内容が大きく変化します。
通塾を検討されている生徒さん、保護者様もいらっしゃると思います。
オンラインやアプリをはじめ、様々な形態や指導法があふれている学習支援サービスの中で、個別指導塾のマンツーマン指導にご興味をもたれてるご家庭もあるのではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では
について解説します。
こちらの記事は、
●開校5年半で、新潟県内トップ私立高校合格者を輩出。
●年評定平均:中学時代3.7→高校進学後4.9の塾生を複数輩出。
●サポートした不登校の卒塾生、大学へ進学。
●当ブログ、にほんブログ村カテゴリー「中学受験(個人塾)」
で、2020年6月から10ヶ月連続ランキング1位。
2021年3月、開設15ヵ月目で月間4万PV超。
●元公立高校教員
●現役カウンセラー
目次タイトルのクリックで、
目的の内容に移動できます。
目次【タップでジャンプ】
個別指導塾のマンツーマン指導、おさえておくべきポイント
大手から個人塾まで、個別指導塾のマンツーマン指導に共通するポイントは、
●集中して勉強に取り組めるよう整えられた、生徒さんひとりのための学習環境。
●学力や学習の進み具合い、部活動や習い事なども考えた、オーダーメイドの授業
●生徒さんひとりのために用意される、学習計画、スケジュール
の3点にまとめられます。
個別指導塾のマンツーマン指導のメリット
個別指導塾のマンツーマン指導には、様々なメリットがあります。
ここでは、
①生徒さんから見たメリット
②講師側から見たメリット
③両方に共通する大きなメリット
に分けて、それぞれまとめていきます。
①マンツーマン指導、生徒さんから見たメリット
生徒さんから見たメリットは、次の6点にまとめられます。
●自分の目標や希望に合わせた指導を受けられる。
●自分のタイミングで自由に質問できる、質問しやすい。
●その場でつまずきをすぐに解決できるなど、きめ細かい指導が受けられる。
●苦手教科を克服する、得意教科を伸ばすなど、目的に合わせて選択できる。
●習い事や部活などを優先したスケジュールで受講できる。
●個別環境での学習なので、他の生徒さんを気にせず集中して勉強できる。
②マンツーマン指導、講師側から見たメリット
生徒さんから見たメリットそれぞれに対応する講師側から見たメリットは、次の6点にまとめられます。
●生徒さんとしっかり相談できるので、個々の目標や希望を指導に反映できる。
●生徒さんの理解度に合わせた指導なので、分からないまま先に進めなくてよい。
●授業時間を人数割りしないので、すべて使ってじっくり直接指導できる。
●生徒さんの理解度、習熟度をつかみやすい対面指導で、より良い方法の提案が可能。
●生徒さん専用なので、学習計画・スケジュールが立てやすい。
●他の生徒さんの学力やペースにあわせる必要がないので、集中して指導ができる。
③両方に共通する大きなメリット
生徒さん、講師双方にとってのメリットは、
これは集団への一斉指導、複数を担当する個別指導では実施するのが難しい、大きな利点と言えます。
個別指導塾のマンツーマン指導の向き不向き
お話してきました、個別指導塾のマンツーマン指導の特徴とメリットを確認して頂いたうえで、マンツーマン指導に向く生徒さん、向かない生徒さんの特徴を見ていきたいと思います。
マンツーマン指導に向く生徒さんのタイプ
中学校の5段階の成績(評定、内申点)を一つの目安としますと、大きく2つのタイプに分けられます。
①教科の5段階成績が“2”、“3”で、学校の授業についていきにくいタイプ
②教科の5段階成績が“4”、“5”で、学校の授業だけではものたりないタイプ
また、共通する特徴もありますので
の3つに分けて、それぞれまとめていきたいと思います。
①学校授業についていきにくいタイプ
マンツーマン指導に向いている生徒さんのうち、
学校の授業についていきにくいタイプの生徒さんたちの特徴は7つ。
●勉強への意欲が低い。
●学校の授業や家庭学習で、集中力が続かない。
●自分で計画を立てることが苦手。
●学校の授業についていけない、ついていくのがやっと、つまずきがある。
●自力では苦手教科の克服が難しいと感じている。
●自分に合う、効果的な勉強法が分からない。
●勉強を丁寧に教えてもらいたい、と思っている。
②学校授業だけではものたりないタイプ
マンツーマン指導に向いている生徒さんのうち、
学校の授業だけではものたりないタイプの生徒さんたちの特徴も7つ。
●勉強は大切だと思っている。
●学力にそこそこ自信がある。
●習い事・部活動もしっかり取り組み、勉強と両立させたい。
●すでに得意な教科の、今以上の独学アップは難しいと感じている。
●自分の学力、強み弱みをはっきりさせて、効果的に勉強したい。
●目標達成のため、よりレベルの高い授業を受けたい。
●難関高校、難関大学への進学を目指している。
当てはまる特徴が多いほど“マンツーマン指導の方がよい”と言えます。
③両方に共通するタイプ
学校の授業についていきにくい、学校の授業だけではものたりない、両方のタイプに共通する特徴もあります。
●自分から質問したり、話したりすることが苦手。
●苦手教科の克服、得意教科の実力アップなど、自分のペースで勉強を進めたい。
こちらも併せて、塾選びの際のチェック・ポイントとしてご活用頂ければ幸いです。
マンツーマン指導に向かない生徒さんのタイプ
もちろん、個別指導塾のマンツーマン指導に向かない生徒さんもいらっしゃいます。
●受け身中心の学習スタイル。
このような生徒さんたちは、保護者様がむりやり通塾させたとしても、残念ながら実力アップ効果が期待できない場合がほとんどです。
通塾を検討する前に、まず、勉強への意欲関心を少しでも高めることが必要になってくるのです。
まとめ
小中学校の学習の中でも、英語や算数・数学は“積み上げ教科”と言われています。
英語は、現在形が理解できていなければ、過去形も未来形の理解も中途半端になります。
数学は、分数やプラスマイナスの理解があやふやなら、簡単な方程式でもミスにつながります。
集団塾に通って、独自教材を購入、追加講習の参加で、かさむ費用も負担しているのに、
生徒さんがクラスの進度や雰囲気についていけない……
これでは、“積み上げ教科”の実力アップにはつながらなくなってしまいます。
一方、小中学生段階の塾選びで、落ち着いて実力を伸ばす環境を整えられれば、生徒さんの勉強に対する意識は大きく変わります。
さらに相性の合う先生にであえれば、大きく実力を伸ばすチャンス。
上級学校に進学した後も、成績を大きく伸ばし続けることができるのです。
実際に、中学生で、マンツーマン個別指導を受けてくださった生徒さん達の中には、
高校進学後、9教科の評定平均4.9に伸ばした生徒さんも複数いらっしゃいます。
費用と時間、労力を割いて通う塾。
目先の得点アップやテクニックの注入だけに囚われず、生徒さんに合った塾を慎重に選ぶことで、将来に役立つ本物の実力をぜひとも獲得して頂きたい!そう考えているのです。
少しでもお役にたてましたら、幸いです。
豆知識:個別指導塾のマンツーマン指導、費用のめやす
良いとは聞くけど費用がお高い印象……
高額のイメージの強い“個別指導塾のマンツーマン指導”。
そこで、全国のマンツーマン個別指導塾の費用のめやす(月謝のみ)、
新潟市の大手マンツーマン個別指導塾の費用のめやす(月謝のみ)
を参考資料として掲載させて頂きました。
個別指導塾でマンツーマン指導を受ける場合の費用のめやすは、こちらの外部サイト記事をご参照ください。
[blogcard url=https://jukushiru.com/contents/126]
新潟市の個別指導塾で、マンツーマン指導を受ける場合の費用のめやすは、こちらの外部サイト記事をご参照ください。
[blogcard url=https://www.itto.jp/schools/hokuriku_koushinetsu/niigatashi/kodohoncho.html?gclid=Cj0KCQjw38-DBhDpARIsADJ3kjkzupMGIs6ADrO03_2A1q__MvWcclJGJ8sD194YrUUoalfdeNuuWoUaAjTTEALw_wcB]
一方、スクールNOBINOBIの費用の年間総額は、
1時限の料金 × 時間数のみ。
安心して通って頂けるよう、
お月謝のめやすだけでなく、
年間総額の費用例の両方を明記しています。
通塾は、こちらでご確認いただけます。
家庭教師(自宅サポート)は、こちらでご確認いただけます。