ケアレスミス対策で点数アップして笑顔が戻った生徒さんのイメージ画像

 

中学生の皆さんの「笑顔のもと」は、もちろん、テストの得点アップだけではないと思います。

ですが、テストの点数アップも「笑顔」を増やしてくれるものの一つと言えるのではないでしょうか。

のんちゃん嬉しい
のんさん
成績アップ!やった!!

の笑顔を増やしたい!!!

溜息のび君
のびくん
成績が伸びない、下がった…

とガッカリする生徒さんの顔は、見ていられない…

 

がっかりのび君
のびくん
ケアレスミスがなかったらもっと良い点数だったのに…

こんな声もよく耳にします。

 

のび校長イラスト左笑顔
点数アップで、中学生の皆さんの「笑顔」を増やしたい!

 

それなら、ケアレスミスがなくなれば良いのでは?

なくすまでは難しくとも減らすことができれば、今の実力のままでもラクラク得点アップできるはず!

そこで、こちらの記事では、ケアレスミスをなくす!減らす!2つの対策を解説。

新潟市の個別指導塾で塾生さんたちに実際に取り組んでもらい、効果の高かった方法を一挙公開!

ケアレスミスをなくす減らす具体策で、皆さんを得点アップへ導きます。

のびさん口あけ
得点不足に悩む中学生の皆さんに、笑顔と自信を取り戻してほしい!!!

 

そんな熱い想いでまとめています。

 

  • 記事の内容
●ケアレスミス対策は大きく分けて「事前対策」「テスト時対策」の2つ。
●「事前対策」は「ケアレスミス探し」「見える化」「トレーニング」が効果大!
●「テスト時対策」は「準備」「トレーニングを活かす」「見直し」でバッチリ!
「ケアレスミス対策」が大切なわけ。
●対策の効果をさらに高める「セルフチェック」
●まとめ
  • 記事の信頼性
のび校長イラスト大左向き
こちらの記事を書かせて頂いたのは、
●小中学生対象完全個別指導塾の校長(経営者兼専任講師)
●開校5年半で、新潟県内トップ私立高校合格者を輩出。
●年評定平均:中学時代3.7→高校進学後4.9、4.8の塾生を輩出。
●サポートした不登校卒塾生、定時制高校→大学進学。
●当ブログ、にほんブログ村カテゴリー「中学受験(個人塾)」で、2020年6月から12ヶ月連続ランキング1位。
●ブログ開設15ヵ月目の2021年3月に月間4万PV達成。
●元公立高校教員
●現役カウンセラー
です。



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いきなり本題!ケアレスミスをなくす具体策

ケアレスミスを減らす具体策を自信をもって提案するNOBINOBIをイメージした画像

 

のびくんははん
のびくん
早く教えて!
のびさん口あけ
了解!(言われると思った……)
ケアレスミスをなくす減らす対策は「普段から取り組める“事前対策”」と「テスト本番の“テスト時対策”」の2つ
順番に見ていきましょう。

テスト本番までにできる「事前対策」は?

ケアレスミスのテスト前にできる対策をイメージした画像

 

まずは、テスト本番までにできる「事前対策」。

事前対策は、3つのステップで取り組むと効果的です。

【ステップ1】ケアレスミス探し

ケアレスミス対策に取り組むには、どの間違いが「ケアレスミス」なのか?見極める必要があります。

定期テストや復習テスト、実力テストや模試など、実施済みの問題と解答用紙を用意します。

✖や△の付いている「間違い」「ミス」を一つ一つ丁寧にチェックしていきます。

 

例えば、

国語の熟語や英単語の意味の間違いミス、

数学(算数)の公式の思い違いによるミス、

これらは、理解が足りていないことによる「理解不足ミス」

「ケアレスミス」とは全く違うミスです。

 

探してもらいたいのは、

がっかりのび君
のびくん
分かってたのに…
のんさんなやみ
のんさん
練習の時はできてたのに…

などの不注意によるミス。これが「ケアレスミス」です。

こちらの記事で、なくす!減らす!のは、後者の「ケアレスミス」の方です。

 

主な「ケアレスミス」のタイプは、

読解ミス(インプット・ミス)
問題文を読み違えたり、 十分内容を理解しないまま解答して起きたミス
過程ミス(途中ミス)
 問題を解いている途中で間違えて起きたミス
記入ミス(アウトプット・ミス)
 しっかり正答できたのに、解答欄に書き込む時に間違えて起きたミス

の3種類。

ミスした問題と解答をよく見直してもらえば、「ミス」のタイプに気づけるはずです。

 

【ステップ2】ケアレスミスを“見える化”

ケアレスミスが見つかったら、次はケアレスミスを“見える化“する作業

教科・科目ごとに、「ミスした問題」と「実際のミス」「ミスのタイプ」を

●ノートに書きだす。
●大きめの付箋に書いてノートに貼る。
●問題と解答を切りとってノートに貼る。

などの方法で一目見てわかるように“見える化”していきます。

自分で見返してわかりやすいなら、

のび校長イラスト左笑顔
どんな方法でも大丈夫!

 

こうすることで、自分がミスしやすい問題がはっきりします。

ちなみに、NOBINOBIの塾生さんは、

この3つのポイントを活かしてこんな感じでノートに整理してくれています。
⇓⇓⇓

ケアレスミス対策の見える化をしてくれている塾生さんの実際のノート
【見える化に取り組む塾生さんの実際のノート】
※「OK」は、中学校の数学の先生から。

同じようなミスはグループにして、ノートの新しいページに書き出せば

のんさんはてな
のんさん
こんなタイプの問題で、ミスしやすいんだ…
自分の弱点に気づきやすくなります。

こうして作った「見える化ノート」を確認しながら、

今取り組んでいる勉強でミスしやすいタイプの問題を見つけたら、

後から見てわかるようにその問題に印をつける。

目印があれば、再挑戦したときやテスト直前の見返しのときに

のんさんまえむき
のんさん
このタイプの問題は、注意しなきゃ!
と、自然と自分のミスの傾向に注目できるようになるのです。

 

 

 

【ステップ3】ケアレスミスをなくす“トレーニング”

ステップ2「ケアレスミスの見える化」をしてもらえれば、自分のミスに意識が向くようになります。

ミスしやすい問題がわかるようになりますので、

あとはトレーニングすれば、効率的にミスをなくす!減らす!ことができるのです。

おすすめのトレーニングは、

1)問題に取り組むときは、集中できるように環境を整える
2)設問は「重要ポイント」「答えるべきこと」に下線や丸をつけながら読む
3)ミスした問題は、解き直す。
4)
ミスしやすいタイプの問題は、繰り返し解く
5)解答は、文字を大きく丁寧に書く

の5つ。

1)では、ゲームやスマホなどお気に入りグッズを整理整頓して視界に入らないようにする。

2)では、「音読」や指で文章をなぞりながら読む「なぞり読み」をプラス
「何を聞かれているのか?」「何を答えるのか?」をしっかり確認する。

 

問題を解き終わったら、

正しく解けているか、
解答までの時間は短くなっているか

も確認してみてください。

解ける問題が増えて、スピードが速くなれば、自分の解答に自信が持てるようになります。

だんだんとケアレスミスが減っていくことを実感できるはずです。

 

テスト本番の「テスト時対策」は?

ケアレスミスのテスト時の対策をイメージした画像

 

のんさんなやみ
のんさん
普段の練習問題は大丈夫なのに、本番になると…

そんな声も良く耳にします。

そこで、テスト本番でケアレスミスをなくす!減らす!「テスト時対策」をご紹介します。

 

【ステップ1】ケアレスミスをなくす“準備”

本番でケアレスミスを減らして勉強の成果を出し切るには、

落ち着いた状態でテストに集中する必要があります。

初めにすべての問題に目をとおす。
できる問題、得意な問題から取り掛かる。

●見直し時間を決め、時間が来たら見直し

実際に問題に取り掛かる前の3つの“準備”で、落ち着いて実力を出し切れる状態にもっていくのです。

 

【ステップ2】事前トレーニングを活かす

ステップ1の準備で、落ち着いて取り組める状態にもっていったら、問題に取り掛かります。

事前対策の「ケアレスミスの3タイプ」を思い出してください。

●読解ミスをなくす
印をつけながら、指でなぞりながら読解。
●途中ミスをなくす
答えるべきことが間違っていないか、焦らず解答。
●記入ミスをなくす
採点者が読める文字で、解答欄を間違えないよう記入。
がんばってきた「事前対策」のトレーニングの成果、
出し切っていきましょう!
国語の漢字、英単語のスペル、数学(算数)の計算や単位などにも気をつけながら解く。
ミスに気をつけながら解くことで、よりいっそう問題に集中できます。

 

【ステップ3】仕上げは“見直し”

スッテプ1の“準備”段階で決めた見直し時間がきたら、まだ終わっていなくても見直しを始めましょう。

のびくんはてな
のびのび
ギリギリまでねばるんじゃないの?

 

のびさん口あけ
それで何度失敗してきたことか……
見直しの注意点は、
●解答途中の問題は、あきらめる!
●「自信がある問題」から見直し。
の2点。

見直しのチェックポイントは、

読みにくい文字はないか。
大問題ごとに、解答欄のズレや答えの写し間違いはないか。
漢字、記号、スペル、単位などの間違い
はないか。
設問の読みとり間違い
はないか。
※印をつけたところを見直すだけでも効果あり!
余裕があれば、問題文本文を読みなおす
の5つ。
ミス対策の仕上げ“見直し”は、ケアレスミスをなくし「できた問題」を確実に点数にするためのとても大切な作業
「見直し時間1~2分!」では、ミスに気付いても修正できず、時間切れになってしまうことも…
得点できそうにない問題に無駄な時間をかけず少し長めに見直し時間をとるだけで、自信がある問題に隠れているケアレスミスを発見できるのです。
ケアレスミスをなくす減らすで、確実に点数アップにつなげられるのです。

 

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ケアレスミス対策は、なぜ大切?

なぜケアレスミス対策が必要かの理由をイメージした画像

 

ここまで読んでくださった皆さんは、

のんさんまじめ
のんさん
ケアレスミスをなくすだけで、本当に笑顔になれるの?
と思っているかもしれません。
実は、ケアレスミス対策のメリットは、
のび校長イラスト大左向き
点数アップ効果だけじゃないのです

 

大人も含め、どんなに優秀な人でもミスをしない「完璧な人」はいません。
そう、人間はミスしてしまう生き物なのです。
ケアレスミス対策に取り組むことで、あらかじめ「自分もミスをする」ことを自覚してもらう。
ミスする前提で「どうしたらミスを減らせるか?」を考えて行動してもらう。
テストの得点アップだけでなく、社会にでた後も
●ミスを未然に防ぐ力
●予測を立て、大きな損をしないですむ力
を伸ばすことができる
のです。
ミスが少ない人は、
周囲から頼りにされ、信頼を勝ち取ることもできるようになります。
ケアレスミス対策は
将来にわたって役立つ力を育てる大切な取り組み
ともいえるのです。

対策の効果をさらに高める「セルフチェック」

ケアレスミス対策で得点アップできて笑顔の中学生のイメージ画像

 

ケアレスミス対策の効果をもっと高めるには、

自分自身のミスのクセをつかむことも大切

です。

ミスしやすさやミスの種類、ミスの多い少ないはひとりひとり全く違いますが、

学力に自信があるなし、

処理スピード速い遅い、

で、大まかに4つのタイプに分けてみると、

①学力に自信あり、処理スピードが速い
知識豊富な分、
早とちりミス自信過剰ミス
ミス少なめ。

②学力に自信あり、処理スピードが遅い
時間不足から、
焦りミス
ミスあり。

③学力に自信なし、処理スピードが速い
慌てて解答、
うっかりミス
ミス多め。

④学力に自信なし、処理スピードも遅い
見落とし記入忘れなど、
ぼんやりミス
ミス多め。

参考:NHK-Eテレ「ベンゼミ」

タイプごとに、起きやすいミスには、特徴があることがわかります。
新潟市にある筆者の個別指導塾のある卒塾生さんは
③のタイプの塾生さん
のんさんなやみ
のんさん
またやっちゃった…
うっかりミスが多めで、いつも平均的な得点ばかりでした。
終わったテストを調べてみると、ケアレスミスだけで12点のマイナス…
そこで「ケアレスミス対策」に取り組んでもらったところ、
次の定期テストで1教科18点アップ
しました。
もちろん、この点数アップ全てが対策のおかげではありませんが、
のんちゃん嬉しい
のんさん
やった!嬉しい~
と、本人が効果を実感!その後も継続して取り組んでくれました。
その努力が実をむすび、
卒塾の頃にはケアレスミスがほとんどなくなった
のです。

自分のタイプをつかんだ上でケアレスミス対策に取り組めば、ミスを限りなくゼロに近づけることもできるのです。

 


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まとめ

ケアレスミスの分析で自分の弱点が分かって喜ぶ生徒さんをイメージした画像

 

中学生の皆さんの「笑顔」を増やす材料「成績アップ」。

こちらの記事では「普段から取り組める」「テスト時」の2つの対策でケアレスミスをなくし、得点アップにつなげる方法を解説してきました。

  • 記事は、
●ケアレスミス対策は大きく分けて「事前対策」「テスト時対策」の2つ。
●「事前対策」は「ケアレスミス探し」「見える化」「トレーニング」が効果大!
●「テスト時対策」は「準備」「トレーニングを活かす」「見直し」でバッチリ!
●「ケアレスミス対策」が大切なわけ。
対策の効果をさらに高める「セルフチェック」
の順で解説。筆者の個別指導塾卒塾生さんのエピソードもあわせて、効果の高かった方法をまとめ、具体的にご紹介しました。

人間はミスしてしまう生き物…

ですから「どうしたらミスを減らせるか?」を考えて対策すれば、今の実力のままでもラクに点数アップできます。

点数不足に悩む中学生の皆さんに、笑顔と自信を取り戻してほしい!

将来にわたって役立つ「ミスを未然に防ぐ力」を身につけて、周囲から頼りにされ、信頼される人になって欲しい!

願いをこめて、書かせ頂きました。
のび校長イラスト左笑顔
少しでもお役にたてましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

スクールの特徴紹介につきましては、下記ページをご参照ください。

 

お問い合わせにつきましては、下記ページをご参照ください。

 

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